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新生児黄疸の光線療法、母乳性黄疸
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新生児黄疸は新生児にみられる黄疸です。
高ビリルビン血症によりますが、高ビリルビン血症というのは血中のT-Bil濃度が高くなっている状態のことです。
新生児は赤ちゃんと呼ばれますが、これは生理的に多血であり、赤く見えることによります。
しかも、多血であるだけでなく、赤血球の寿命が短いので、赤血球が壊れてその中にある赤い色素から作られるビリルビンできてしまい、ビリルビンを処理する働きが弱いため高ビリルビン血症を呈します。
黄疸に対する治療は現在存在しないので、高ビリルビン血症に対する治療を行います。
太陽光線のあたる窓際の新生児は黄疸の症状が軽いということが、経験的に知られているため、
光線療法という方法で治療を行います。
光線をあてて血中ビリルビンを分解する治療法で、青白色光や緑色光の蛍光灯の光を当てます。
ビリルビンが水に溶けやすくなり、肝臓、腎臓から排泄され、血液中のビリルビン値が低下します。
光線両方によって、改善しない場合は重症です。
その場合は光線療法の適応とはならず、血漿交換の適応となります。
劇症肝炎や肝不全、多発性骨髄腫、川崎病、血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)、溶血性尿毒症症候群(HUS)の場合も血漿交換療法を行うことがあります。
血漿交換とは、血漿中に存在する病因関連物質や病態を悪化させていると考えられている物質を除去する、また、その除去の結果不足してしまう物質を注入するという療法で、副作用として高熱や下痢などを生じる可能性があります。
血漿を破棄するので、破棄した血漿量と同等の新鮮凍結血漿(FFP)を補充します。

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